作者 : 相原立弥

Arc Searchという神モバイルブラウザアプリについて、使い方やその特徴を徹底解説!

こんにちは、千葉工業大学でUI/UXを学んでいる相原立弥です!

数日前、Xを見ていたらなんかかわいいUIのアプリについて紹介している投稿を見かけ、気になったので試しにダウンロードしてみたら、神ブラウザでした。

そして、数日使ってみて大きく分けて以下の3つの特徴があると私は感じました。

  • ワクワクでストレスの少ないUI
  • 素早い検索
  • AIによるオリジナルwebページ

この記事ではその神ブラウザアプリ、「Arc Search」について、私が感じた特徴を紹介していきます!

目次

    Arc Searchとは

    Arc Searchとは、モバイルでのより「素早い検索」を実現させることに特化し、「使いやすいUI」と「ワクワクするUI」を兼ね備えた新感覚モバイルブラウザアプリです。

    Arc Searchの特徴について箇条書きで並べると、

    • 検索ワードに近いwebページ6つから必要な情報をまとめ、ユーザーがより理解しやすいような形でオリジナルのwebページを作ってくれる
    • アプリを起動するとすぐに検索ができる画面になっている
    • 広告をブロックしてくれる
    • 画面のフリックのみでページを戻ったり戻る前のページに行ったりすることができる
    • ストレスを感じず、遊び心があるUI

    というものがあります。

    そして次からはその特徴について具体的に紹介していくので、Arc Searchの何がいいのか、どこがいのか知りたい方はぜひこの先もご覧ください!

    ワクワクでストレスの少ないUI

    SafariやChromeなどのブラウザは「使いやすさ」や「便利さ」を追い求め、わかりやすさを重視したUIになっていると私は感じているのですが、Arc Searchはそのわかりやすさを追い求めるのはもちろん、ユーザーにストレスを全く与えずにワクワクを提供する「遊び心」を感じさせるUIが、他のブラウザと比べて差別化できるところだと思います。

    Arc Searchの使いやすさ

    後で紹介するのですが、Arc Searchの検索には通常の検索とBrowse for Meというものがあり、「Arc Searchの使いやすさ」についてはBrowse for Meで検索した際の使いやすさを紹介します。

    フリックでページ移動

    まず、webページを見ているとき、一つ前のページに戻りたかったり戻る前のページに行きたい時には「←」や「→」のアイコンをタップしたり画面の端から端へと大きくフリックする必要がありましたが、
    Arc Searchではその必要はなくなり、画面のどこでもヒョイっと少しフリックするだけで、ページを戻れたり戻る前のページに行くことができます。
    大したことないと思うかもしれませんが、実際に使ってみるとめちゃくちゃ便利です。

    一個前のページに戻っている最中

    情報が見やすく理解しやすいUI

    余白の使い方やフォントのサイズ、太さ、カラーの使い分けが明確化されている他、各文章のタイトルの前に、その文にあった絵文字が表示されていて、よりぱっと見で情報が入りやすくなっています。

    機能が少ないからこそわかりやすい

    そして、SafariやChromeよりも機能が少ないからこそ、シンプルでわかりやすくなっています。

    Arc Searchの遊び心

    全くストレスにはならないけど、あることによってユーザーをちょっぴり感情的にワクワクさせる仕掛けのUIがいくつか導入されています。

    これは私自身の考えでありその状況にもよると思うのですが、ユーザーが使いたいと思うアプリやサービスは「使いやすい」ものというよりも、結局は「使いたいから使う」と感情的に思わせるものだと考えており、それにあたって「機能的に使いやすいUI」よりも「感情的に使いたいと思うUI」の方がUIを制作するにあたって重要な部分だと考えています。
    その「使いやすい」かつ「感情的に使いたい」と思わせるようなUIを制作したArc Searchは、私にとって参考にするべきUI作品の一つとなりました。

    では、具体的にArc Searchの遊び心のあるUIどこかと言いますと

    検索履歴のオン・オフ

    検索欄の右にある目のアイコンが、検索履歴が見れる状態だと「目が開いたアイコン」が表示され、検索履歴を隠した状態にすると「目を瞑ったアイコン」になっています。

    ......かわいい!!!!!

    目が開いてる状態
    目を瞑った状態

    動かせるアイコン

    この機能があることによって何か便利になったり得をすることは全くないのですが、下の画像にあるアイコンを手で移動させたり回転させることができます。

    何か便利になったり得をすることは全くないのですが、この遊び心満載の機能があることによって、どこか「Arc Searchを使っている私ホニャホニャ」という気持ちに私はなります。

    通常状態
    ちょっと左下に移動
    回転途中

    程よいグラデーション

    先程の画像や下の画像にあるように、程よいグラデーションがあることによって頭が柔らかくなってよりクリエイティブな気持ちになり、検索内容の視野が広がったりモチベーションが上がるような気がします。

    下のナビゲーションにある程よいグラデーション

    素早い検索

    まず、Browser Company CEO のJosh Millerさんによると、

    とあるように、モバイルで検索する人の約8割は素早く情報を調べるためだと言われており、Arc Searchではより素早い検索を実現させるための工夫がされています。

    検索までのステップを減らす

    Arc Searchを起動すると、すぐに下の画像のようにどこもタップせずにすぐに検索の文字を打てる状態になり、検索ボタンをクリックするまでの流れがとてもスムーズになっています。

    アプリを起動するとすぐこのような画面になります

    検索欄が画面の下に配置している

    検索欄が画面の下に配置してあるため、少ない手の動作で検索欄を開くことができます。
    また、タップだけでなく、下のナビゲーションを下から上へフリックすることでも検索欄を開くことができるので、流れるようにして検索をすることができます。

    AIによるオリジナルwebページ

    最後になりましたが、この機能が一番Arc Searchの中で特徴的であり、強みであると感じています。

    それは、自分が検索したワードに近いwebサイト6つをAIが選んでそれらをまとめ、検索したワードに対して最も適切でわかりやすい説明を引用してオリジナルのwebページを作ってくれるという新しい機能です。

    これによって、ユーザーがいくつものサイトを横断することなく、必要な情報を簡単に、すぐに、わかりやすく知ることができます。

    Arc Search「Brouse for Me」の使いかた

    この機能を使うには、通常の検索ではなく「Brouse for Me」で検索をします。

    ①検索したいワードを入力する

    検索ワードを入力!

    ②Browse for Me と書かれたところをタップ

    エンターや検索のテキストをタップするのではなく、Browse for Me と書かれたところをタップします。

    ③AIが検索ワードに近い6つのwebサイトを見つける

    そうすると、下の画像のようにAIが6つのwebサイトを見つけてくれるのでこのまま待つと、

    AI仕事中

    ④オリジナルwebページの完成

    下の画像のようにオリジナルのwebページが完成です!

    完成したオリジナルのwebページ

    上部には、検索ワードから関連のあるwebサイトから画像を引っ張ってきてくれ、下にスクロールしていくと検索ワードに対しての説明と、その文章を引用したwebサイトを表示してくれます。

    また、太文字で青のボーダーラインが引かれたテキストをタップすると先程の検索ワードに加え、そのテキストも反映して関連した6つのwebサイトから必要な情報を集め、オリジナルのwebページを作成してくれます。

    それによってどんどんと知りたいことがより深くしれたり、自分が気づかなかったことも知ることができます。

    オリジナルのwebページを制作するのに数秒かかることが少し気になりますが、それ以上に最高のユーザー体験を提供してくれる神アプリです!

    最後に

    ここまで読んでいただきましてありがとうございます!!🙇‍♂️

    Arc Searchが気になったという方はぜひダウンロードしてみてください!

    また、少しでもこの記事がいいなと感じてくださった方は、私のXでのこの記事に関しての投稿に、いいね、リポストしていただけると幸いです🙇‍♂️

    ありがとうございました!!

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